このところ、東海地方は曇り空が多く朝晩涼しくて助かりますが、もう7月ですね。昨年から販売となりました夏季限定販売の『サボ・メン(さぼてんめん)冷むぎ』が開始となりました。この地方は『そうめん』より『ひやむぎ』の方が需要が多く、サボテン入り冷やむぎもよく売れます。緑色の麺がいっそう涼しさを増してくれますね。
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ここで、改めて、『春日井サボテン』についておはなしします。
『春日井サボテン』は、春日井産の実生栽培と食用になるウチワサボテンの総称です。
?ウチワサボテンは、原産国メキシコでは、古来から薬用植物として用いられ、動脈硬化や糖尿病、胃炎、高血糖予防とされています。
?春日井産のウチワサボテンは、名城大学農学部栄養食品学研究室教授の小原章裕先生に機能性分析を依頼し、栄養価や効能を研究しています。
?ウチワサボテンは、きざむとネバネバし、食物繊維もたっぷりで、味は青みとほのかな酸味があります。成分的には、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維と17種類のアミノ酸やビタミンC、B2などの各種ミネラルを豊富に含んだ健康野菜です。
また、食べ過ぎによる肥満防止やドロドロ血の改善にも効果があり、悪玉コレステロールを善玉コレステロールへ変える作用もあります。さらに細胞に弾力を与えてキメの整ったコラーゲン繊維を作り出します。
?17種類のアミノ酸は体内の余分な水分を血管に送り体を引き締めて血行をよくし、脂肪が燃えやすいカラダに変えていきます。2種類の食物繊維は、食欲を抑えるとともに消化を助け腸のお掃除ともなり腸の働きを整えます。
?疲労回復に役立つクエン酸やリンゴ酸、ビタミンやミネラルも多く含まれています。
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