紅葉した樹木に囲まれた中部大学キャンパスで、11月15日(日)「中部大学+かすがい大好き市民フェスタ」が行われ、春日井市内の市民、企業、行政、学校が集まり、世界へ向けて発信しようという取り組みがありました。その中で、中部大学応用生物学部堀部研究室が「春日井サボテンの生産性・機能性の向上」と題して、研究発表ブースと一緒にサボテン商品も展示販売させていただきました。
中部大学応用生物学部堀部研究室では堀部貴紀先生が、昨年より市内のサボテン農家やサボテン商品を扱う事業者など自身で調査され、現在の市内のサボテン産業の現状を把握しつつどのような役割を持って研究したらいいかと進めていらっしゃいました。そして春日井サボテンプロジェクトにも参加していただき、食用サボテンの機能性や生産性を高める栽培技術の開発とサボテン産業への新展開を試みていただくことになりました。そんな取り組みを今回のイベントで春日井市長をはじめ一般の方まで広く紹介することができました。ブースでは実際に実験が進んでいる温室における簡易水耕栽培のプランターも展示されていました。「サボテンが水だけで育つの!?」っと驚く方がほとんどでした。
ホールでは、市民ファッションショーや「産官学モデルの可能性と大学の役割」と題したパネルディスカッションも行われ、中庭では音楽イベントや飲食ブースもあって学祭のような賑わいになっていました。キャンパス内の色づく木々と落ち葉も素敵でした。
羽後静子国際関係学部教授に声をかけていただいたおかげで出会えた方々とご縁がつながり、地域に笑顔が増えますように。そんな兆しが伺えそうな素敵なイベントでした。 お世話になりありがとうございましたm(__)m