今年最後の弘法市
85ブース出店と、多くのテントが商店街の道路に並びます。
今月の「こだわり商店」ブースは、店内に常設で商品を販売している地域より
京都和束町の茶農家さんが現地から来てくださり美味しいお茶を振舞っていただき「茶葉詰め放題」販売をしてくださいました。
寒いなか、温かいお茶を勧められ、飲んでさらに美味しいとお客さんの笑顔があふれます。
やさしい話口調の林さんと岡田さんのお茶の説明を聞きながらの販売はやっぱり真似は出来ません。
でも、何度かお会いしているうちにお人柄やお茶に対する情熱に共感し、手にする商品にも思いが入ります。
いつも、弘法市にオリジナルのお弁当を出してくださる鳥居松の「カフェ百時」さん
今回は具沢山の「炊き込みご飯」でした。
「今日の百時さんのお弁当はどんなの?」と、毎月楽しみに買ってくださる出店者さんもみえます。
その百時さんに、和束茶の粉末でお菓子が出来ないか提案させていただきました。
そして出来上がったのが「マドレーヌ」
和束のお茶パウダー以外、色づけは全くしていないのにこんな鮮やかなお茶の色と
食べた後から口の中に広がるお茶の香りが絶品です。
「珈琲や紅茶と一緒に食べても緑茶が前に出過ぎない配合」がポイントと、お聞きしました。
弘法市の終了後、茶農家さんをカフェ百時さんにお連れし、それぞれの思いを共感していただき、ここに「こだわり商店コラボ商品」が誕生しました。今後の展開が楽しくなってきました。
そして、もうひとつ、今回の目玉企画
北海道函館名物「イカめし」実演販売
当店で販売中の「北海道八雲町」の服部醸造さんから取り寄せた「イカめし」と調味醤油を鍋で煮立たせ
アツアツで販売しました。
「こんなアツアツでイカめし食べたの初めて」
「ちゃんと中まで味が滲みていて美味しい〜」と大好評!! よかった〜
上手く出来上がったのも「ワケ」があります。
服部醸造さんから心こもったお手紙とお土産付きで「作り方レシピ」を書いてくださったからです。
お忙しい方なのに、ご配慮いただいてありがたいです。
八雲町の商品も、作った方のお顔を頭に浮かべながらお客様にお伝えしています。
こだわり商店では、いろんな人の手から手へとその商品とともに関わった人の思いも伝えていきたいと思っています。
弘法市はまさに「であいふれあい」の場です。